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2013年 02月 19日
よく行く近所の古本屋さんには、私好みの本を読み終えたらすぐ手放すような利用客さんがいらっしゃるようで、おかげで掘り出し物が多い。
今回は久々の伊坂作品をゲット。 裏稼業の仕事の一部を引き受けて生計を立てている溝口と、その手下(後輩?)の岡田。 仕事の依頼人である毒島さんはとっても怖い人だから、頼まれたらどんな仕事も引き受ける。 そんな二人の現在と過去を行き来しながら、溝口と岡田と、彼らを取り巻く人々の人となりが描かれている。 すぐにでも映画やドラマになりそうなストーリーは、作者が映画好きだから生まれるのかもしれない。 伊坂作品では、沢山いる登場人物の、それぞれのキャラクター設定がしっかりしているから、荒唐無稽にみえる話なのにリアリティを感じる。 この本も、読み終えた後、 「溝口さんや岡田さんっていたよねー」とか「毒島さんの事務所ってあの辺にあるのかな?」なんて、普通に想像をめぐらせている自分がいた。 人を楽しくさせるものを生み出せるって素晴らしい才能だ。 私も全然及ばないけど、そういう人を目指していこう。
by phriky
| 2013-02-19 11:41
| 本
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