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2013年 10月 28日
近所においしいたこ焼きを売る店ができた。
たこ焼き好きの夫や娘が買ってきて、何度か食べたらいつもとてもおいしい。 私自身はたこ焼きは、それほど好きな食べ物ではないので、よほどおいしいと思わないと自分では買わない。今まで自分で自分のために買ったたこ焼きは、「銀だこ」と隣町にあったたこ焼き屋、10年ほど前にうちのすぐ近所のガレージでお店を出していたたこ焼き屋の3つだ。 残念なことにこのすべてのたこ焼き屋は、今は無くなってしまった。 近くのデパートに出店していた「銀だこ」も、いつの間にか違うお店に代わってしまった。 なぜか自分の好きなたこ焼きとは縁が薄いようなのだ。 さて、すっかり寒くなった先週、件のたこ焼き屋でたこ焼きを買って帰ろうと思いついた。 「あんまりしゃべれへんおっちゃんやけど、行ったらヤクルトくれるねん」と言っていた娘。 きっと何度も買いに行く娘のことを覚えてくれているのだろう。 初めてお店の前に自転車を止めると、たこ焼き屋さんにしては気弱な感じのおじさんが「いらっしゃい」とちょっと恥ずかしそうに言った。 たこ焼きを注文すると「もうすぐ焼けますので」ということなので、焼けるのを待っていると、おじさんが「寒いのにおかしいですけど、よかったらどうぞ」と冷蔵庫から冷たいお水をコップに注いでくれた。ちょうど喉が渇いていたので嬉しいです、と、お水をいただき、財布を取り出して支払いの準備をしていると「その財布!」と突然おっしゃった。 何を言われているのかわからなくて戸惑っていると 「どこの財布ですか?」と言う。なるほど、私の財布が気になったらしい。 「gentenです」と言ってもご存じなかったようなので、財布のロゴを見せた。 「シンプルでいいですね。最近の財布はいろいろついてるから嫌なんです」とのこと。 お気に入りを認めてもらってすっかり気を良くした私は、お店の場所も話したら、 奥のカウンターでたこ焼きを食べていたおばあさんが「ええ財布やな」と言ってくれた。 なんだか不思議な空間だった。 買って帰ったたこ焼きはやはりとってもおいしく、 思いつきで追加注文したから揚げもとてもおいしかった。 このたこ焼き屋さんは、長くここでお店を開いていてくれたらいいな。
by phriky
| 2013-10-28 19:05
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